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エンジョイ!デブライフ

体重だいたい100kg!というデブライフをエンジョイするデーブ・トクモリが、「カロリー(熱量)=アツいこと、楽しいこと」を求めて、グルメ、おでかけ、写真、ガジェットetc...を追いかけます!

猛暑到来!逃げろ!避暑れ!最強の避暑地・富士山に行こう!

ライフハック おでかけ

こんにちは。今日も体重が減らないストレスからカツカレー大盛りを食べてしまったデブリマ・クリスティことデーブ・トクモリです。30代以上のオッサンにしか分からんダジャレですみません。血糖値がヤバいです。

そして夏ですね。クソ暑いですね。なんですか35度って。仕事する気にも当然なりませんよね。やってられませんよね。はやく世界が終わってしまえばいいとか思っちゃいますよね。

でもそんなことばかり考えてちゃココロにもカラダにも良くないですし、涼しい環境でリフレッシュした方がいいですよね。そんな希望を叶えてくれる、うってつけの場所がここです。

富士山。

 そう、日本一の富士山です。でも富士山とか登るの大変じゃないの?と不安な方も多いのではないでしょうか。でも大丈夫。体重約100kg、目立ったスポーツ経験なしという文系インドア野郎の私でも登れるんです!というわけで、いざ富士山へ!

 高速バスを降りると、そこはすでに五合目

新宿駅から「富士山五合目」行きのバス(片道2700円)に乗って約2時間半、バスを降りると、もうそこは富士スバルライン五合目でした。大きく4種類ある富士山の登山道のうち、唯一山梨県側からスタートする吉田ルートの登山口です。

富士スバルライン五合目は、4通りの登山口の中で一番利用者が多く、売店や宿泊施設なども整備されています。到着したら、まずは1~2時間程度休憩して、体を高所になじませましょう。

この時点ですでに標高2305mなのです。もうだいたい2/3登ったも同然ですから、だいたい勝利していると言ってもいいでしょう。平地では30度前後の気温も、ここでは20度前後なのです。

 ぶっちゃけ涼むだけならこの辺散策して帰るのでもOK。でも、せっかく来たんだから登りたいですよね。

 登山口~六合目まで

登山口へ入るところで、入山料1000円(任意)を支払います。はとバスツアーなんかの場合は、ツアー料金に含まれてます。

また、登山口前には、乗馬用の馬が待機しています。みんな眠そうです。乗馬で六合目まで登る場合、片道7000円かかります。どうしても体力を温存したい、という場合は利用してもいいでしょう。

当然乗ります。楽できるところはしましょう。デブの膝は消耗品です。後半のために温存しましょう。

馬を引いてくれるスタッフさんがお爺さんで(そりゃもう大変な健脚なのですが)大変申し訳ない気持ちに。でもデブの膝は消耗品なので仕方ないのです。

五合目からのスタート直後は比較的平坦な道が多く、あまり高度は上がりません。後半、樹林帯を登って行くと標高2390mの六合目に到着します。五合目から六合目へは約1時間程度。横の移動が長く、まだまだ「登山」という雰囲気ではありません。ちょっとしたハイキング気分といったところです。

 単調な砂利坂で疲れる六合目~七合目

馬とお別れして六合目を超えると、いよいよ富士山の山肌を直接登っていくことになります。ここからは、火山岩の砂利で出来た坂道を、大きくジグザグを描きながら高度を上げていきます。

こんな感じでずーっとジグザグのつづら折りが続いていきます。傾斜はそれほど急ではないのですが、砂利で出来た坂道は滑りやすく、歩くたびにちょっとずつずり落ちるのと、とにかく単調な坂道が続くので、だんだん飽きてきます。というか、だいたいデブは単調でダラダラ続く工程が苦手です。得意だったらダイエット成功してます。そんなときは、ちょっと景色を山の下に向けてみると……。

この絶景! あとは、同行者としゃべりながら歩くのも効果的です。まあ、私はぼっちで上りましたがね!

 ちなみに、今回登っている吉田ルートでは六合目以降は日陰がほとんどありません。高地で空気が薄い(=澄んでいる)こともあって、メチャメチャ涼しいのに日差しもメチャメチャ厳しいので、必ず日焼け対策をしていきましょう。私はうっかり忘れた結果、下山翌日に顔面ほぼ全ての皮がむけました

 また、風が強いと砂ぼこりが舞い上がって痛いので、日差し対策も兼ねて、長袖・サングラスをオススメしておきます。

ときどき、半袖短パンの外国人観光客がニコニコ顔で追い越していったりしますが、あとで壮絶に泣きを見るので装備はちゃんと用意した方がよいです。

▲写真では長袖のインナーの上に半袖のシャツを着ていますが、気温は15度ぐらいなので風が吹くと肌寒いぐらいです。装備については後述します

 七合目からは急な岩場だが登りがいアリ!

そんなこんなで標高2700m、七合目最初の山小屋である花小屋に到着。ここから八合目にかけては、山小屋が点在しているので、適宜休憩を取って、水分や栄養を補給しておきましょう。

▲地上から持ってきた食料は気圧でパンパンに

カロリーメイトは携帯糧食として便利なのでオススメ。楽しいかと言われるとビミョーですが。でもデブはこんなときにいちいちこだわっていてはいけません。食えればいい。

貴重な日陰ですが、あまり長く休むと体が冷えすぎてしまうので要注意。余談ですが、昔は七合目まで馬で登ることが出来たらしいです。15000円したそうですが。富士山で登ってて飽きるポイントは六~七合目と九合目~頂上手前だと思うので、七合目までパス出来たなんて羨ましい話です。

七合目から八合目は、これまでとは一転してゴツゴツとした岩場を登っていくことになります。ソールの厚いトレッキングシューズなら、靴裏を凹凸に引っ掛けるようにして登っていけます。岩場を登るコツとしては、段差を大きく取るのではなく、近い高さにある足場を選んで、ちょっとずつ登っていくと疲れが少なくて済みます。どの足場を選ぶかを、パズルゲーム感覚で楽しみましょう。

岩場登りは時間がかかりますが、滑りやすい砂利道に比べて、踏んだ分だけ高度が上がるので達成感があります。また、傾斜が急なぶんだけ、ところどころ休める日陰もありますので、他の人の邪魔にならないよう気をつけつつ、自分のペースで登っていきましょう。

 五合目から3~5時間程度で、標高3100mの八合目に到着です。

時間は16時、気温は10度!涼しい……涼しい!!!

 八合目でひと休み。目指せご来光!

こちらは、八合目最初の山小屋である太子舘。きょうはここで宿泊します。チェックイン時刻は16時ごろ。この日(7月中旬)は夏休み前ということもあって予約なしでも宿泊できましたが、夏休み以降の、特に週末は混雑しますので、事前に予約しておきましょう。

繁忙期だと個人単位では予約を取れないことも多いです。その場合、バスツアーの空きを探すのがオススメです。

夕食はカレー(ごはんおかわり可能)とおかず、あと温かいお茶が出ます。高山では気圧差により低温で沸騰してしまい、通常の調理ができないことから、圧力鍋を使うなどの工夫をしているとのこと。しっかりいただきましょう。デブっているということは、他の人より自重を持ち上げるのに使うエネルギーが大きいということですから、カロリーを摂取出来るチャンスを逃してはなりません。

山小屋によって宿泊設備はいろいろですが、ここでは寝袋で休むスタイル。食事が終わって18時すぎですが、頂上でご来光を見るには深夜0時ごろ出発しなくてはなりません。眠れなくとも、横になって体力の回復に努めましょう。

 ご来光を目指し夜間登山へ

▲ヘッドライトで夜道を照らしている様子。ひとりだとこんなもんです

現在、日付が変わって0時過ぎ。頂上でのご来光を目指し、八合目の山小屋を出発しました。えっ?何にも見えないって? じゃあフラッシュ焚いてみましょうか。

▲フラッシュを焚いて初めてわかる周囲の状態

こんな感じです。でも、実際の視界は最初の写真と同じで、とにかく真っ暗です。灯りは山小屋にしかないので、登山道は真っ暗になります。そして寒い

 八合目付近は日中でも10℃前後でしたが、日が落ちると当然気温はさらに下がります。だいたい3度ぐらいでしょうか。これに、遮るもののない風が吹いたりするので、体感気温は余裕の氷点下です。日中の服装に加えてフリースジャケット+ナイロンジャケット+ダウンジャケットを重ね着していますが、それでも寒いです。デブでも容赦なく寒いんです。

夜間でも飲み物を売ってくれる山小屋はありますが、基本的に宿泊は受けてくれません。この山小屋の脇では、昼間、HAHAHAって感じで私を追い越していった半袖短パンの外国人登山客が、非常用の断熱フィルムに身を包んでガタガタ震えていました。富士山をナメると夏でもマジでヤバいので、防寒具はちゃんと用意しましょう。

ピーク時はご来光目当ての登山客で渋滞が起きるほど混雑するのですが、この日はまだそれほどでもありませんでした。しかし、真っ暗な富士山での単独行は精神的に結構つらいものがあります。慰めは、月がずいぶん近くに感じられることでしょうか。

冷たい風と、暗く不安定な上り坂で、体力と精神力を予想以上に消耗します。というか、まあ日中の疲れだってそう簡単には抜けませんよね。デブは疲れやすいですし。そんななか、疲れて座り込んでしまった私の眼前に、キラキラと光るものが近づいてきました。

疲れたよパトラッシュ……。おや、なにかきれいな光が見える。お迎えのときが来たのかな……?

ツアーの集団でしたー。よかった、夜の山を登ってるのはボクだけではなかったんだ。やったぜパトラッシュ(なんかヘンなテンション)

という光景を眺めているときの姿がこれ。完全に行き倒れです。何度かライトを向けられて「大丈夫ですか」と安否確認をされました。大丈夫です、生きてます。ともあれ、他に人がいると、人数分のライトによって道も明るくなるので、できるだけ夜間の単独行は避けたいところです。

途中の山小屋で、月見うどんをいただきました。我慢できませんでした。食べるって、素晴らしい。冷えた体に、あったかいうどんが染みわたります。なお、東京は猛暑日でした。

 ご来光迫る。登頂なるか!?

なりませんでしたー!

ごめんなさい本当にごめんなさい。八合目から頂上までの半分ほどのところで、空が白んできました。

ちょうど、山小屋「御来光館」のところで、日の出まであと30分(午前4時30分)となってしまいました。ちなみに山頂はというと……。

あっ……(察し)

山小屋のスタッフさんいわく

「今日は頂上は雲がかかっちゃって、何にも見えないんじゃないかな。ここで見られてラッキーじゃないの?」

とのことなので、ラッキーだと思うことにしました。やったぜ!

というわけで日本の夜明けです! 吉田ルートだと、八合目から上ならどこからでもご来光が拝めるので、こういう事態にも安心ですね。

ちなみにこれは一昨年(2013年)の8月に撮影した、八合目からのご来光。ぶっちゃけ、頂上からのご来光がどれぐらいありがたいかは気分の問題な気がしています。

 ご来光も無事拝んだところで、山頂への道のりに戻りましょう!

 ついに登頂!ここが富士山頂だ!

九合目にある迎久須志神社(むかえくすしじんじゃ)の鳥居。八合五勺の御来光館からは、頂上まで山小屋はありません。あとは登頂あるのみ!

そしてついに山頂へ! ちなみに、頂上付近は天候がめまぐるしく変化します。日の出後でも、雲に覆われると一気に寒くなるので要注意!

吉田ルートから登頂すると、目の前に久須志神社(くすしじんじゃ)が。記念に絵馬を奉納したり、お守りを買ったりしましょう。

山頂から登ってきた道を見下ろします。みなぎる達成感!……と疲労感。そう、100kgの体重を地上3700m以上持ち上げてきた位置エネルギーぶんの疲労が蓄積しているんですよ。

というわけで、山頂の山小屋でひと休み。ペットボトルのドリンクは500円、缶ビールが600円程度でした。

カレーうどん(1200円)をいただきます。まさかのビーフカレー。うどんにレトルトカレーかけただけなんですが、生涯食べたカレーうどんでいちばんおいしく感じられました。

 お鉢を拝んで須走ルートで下山

一服したところで、お鉢(火口)を眺めて帰路へ。本当は剣ヶ峰(富士山の最高峰)へ行きたかったのですが、吉田ルートの山頂からだとちょうど反対側。歩いて1時間半ぐらいかかります。検討してみたところ、帰りの交通手段の時間がヤバい。泣く泣く帰路に就きます。

登りは吉田ルートでしたが、帰りは須走ルートで下りることにしました。須走ルートの下りは、ずーっと砂利道が続きます。上の写真、ぱっと見だとどこ歩くのか分からないかもしれませんが……。

こんな感じで折り返して下りていきます。下りは、登り以上に砂ぼこりが激しいので、マスクを用意しておきましょう。

また、下山ルートは資材運搬用のブルドーザーが通ります。乗せていって欲しいなー、という気持ちを我慢しつつ、道を譲りましょう。

▲ブルドーザーの通り道は結構道幅ギリギリなので注意

上りに比べると、砂利道でも斜度が大きいので足を滑らせないよう気をつけましょう。

須走ルートでは、下山道に「砂走り」と呼ばれる区間があります。

踏み込むと足首ぐらいまで沈み込んでしまうような砂の坂道で、砂の柔らかさを利用して駆け下りることが可能です。

 ただ、なんだかんだ言ってやっぱり疲れているのと、砂に混じって大きな岩が混じっているので、足を取られて転ばないようご注意を。デブは質量が段違いですから、事故ったときのダメージも甚大です。はしゃぎ過ぎないように!

あとは、登山口まで下るだけです。お疲れ様でした!

※登山口からの帰り交通手段(バスなど)の時間には注意!

避暑のために行ったのに、途中から完全に寒さと戦う展開になってたような気もしますが、完全に気のせいなのでご安心ください。

今回は一泊二日の行程で山頂を目指しましたが、時間に余裕があるなら、途中と山頂で一泊ずつ、二泊三日の行程で行くと、夜間登山なしにゆっくりと景観を楽しみながら山頂でのご来光も拝めると思います。というか、デブは無理せずそうした方がいいです。

というわけで、デブでも登れる最強避暑地・富士山、一生に一度の経験としても超オススメですよ!

【補足】富士山向けの装備品

様々なサイトで解説されていますが、まずはこのあたりを参考に。

登山に必要な装備|登山基本情報|富士登山オフィシャルサイト

山梨県と静岡県が運営する、富士登山のオフィシャルサイト。基本的なことはひと通り網羅されているので、登山前にチェックしておきましょう。

webshop.montbell.jp

アウトドアブランド「モンベル」での富士登山装備紹介ページ。具体的にどんな装備が必要か、ビジュアルで分かるのでオススメです。ただ、専門店の商品はもちろん機能的に素晴らしいのですがお値段もそこそこ張りますので、他で代替できないものだけにしといた方がお財布には優しいです。

●今回の装備例その1

ベースのウェアはこんな感じ。通気性のいいシャツ、機能性インナーなど四肢の動きを助けてくれるものと、登山用のロングパンツ(ひざ上で分離出来るものが便利です)、登山用のソックス、トレッキングシューズ。あと手袋。デブにとって足回りの装備は生死を左右するので、この辺はちゃんとしたものを買いましょう。トレッキングシューズは足首を守るため、くるぶしの上までをカバーするハイカットを選びましょう。

BIOMAX 登山用ソックス 2足セット (男性用)

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●今回の装備例その2

オレンジ色のはモンベルのウルトラライトシェルジャケット。うっすうすのウィンドブレーカーです。これは完全に機能性重視なんでモンベルのを買いました。右端のブルーのダウンジャケットは、ユニクロのウルトラライトダウンです。主に夜の登山時に使います。

中央のブルーのフリースジャケットはサウスフィールドのもの。これも主に夜の登山時にインナーとして着込みます。中央右のレインウェアはAmazonで「富士山」「レインウェア」とかで検索して出てきたものを購入。登山用のレインウェアはかなり高いのですが、撥水性と通気性がしっかりしてれば基本的には大丈夫かと思います。

ザックはdeuterのものをチョイス。こいつ、背中が当たる部分にフレームが組んであって、通気性抜群なんですね。そのぶんちょっと同クラスのザックより実容量が少ない感じですが。

重要なのは、「コンパクトにしまえること」です。 気温や天候にあわせてちょいちょい着替えていくことになるので、出し入れに手間取るような装備は避けましょう。

(モンベル)mont-bell UltraLight Shell Jacket Men’s 1106444 SVTG シルバー×ティーグリーン S

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トオケミ(TOHKEMI) レインウェア アリア ターコイズ 3L #7800

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[ドイター] deuter フューチュラ 32 D34254 3033 (オーシャン×ミッドナイト)
 

●その他あると便利なもの

ストック

あると便利というか、ないと死ねます。荷重を分散できるので、デブの膝を守るためには必須。アウトドア用品店で買ってもいいですが、Amazonで結構安く買えます。

旅行用衣服圧縮袋

これに着替え類を入れておくと便利です。バスツアーなんかだと、下山後に温泉かスーパー銭湯に寄るコースを組んでいたりするので、ひとっ風呂浴びたあと登山ウェア姿に戻らずに済みます。

【Amazon.co.jp限定】 衣類圧縮袋 10枚組 日本製

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