エンジョイ!デブライフ

カロリー大好き!「楽しいこと、アツいこと=熱量(カロリー)!」というわけで、単に好きなことやってるブログです

花筏でチョ~有名!日本一の桜の名所・弘前公園の桜がとにかく凄かったのでブログに残しておきたい!!!

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どうも、デーブです。気温とともにカロリーも高まってきた今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。

毎年、春はお花見に出かけてるんですが、今年はGWの予定も特に決まってなかったので、思い切ってGWでも見ごろのお花見スポットに出かけてみることにしました。そして、どうせ遠出するなら一番スゴいの見に行こう、ということで選んだのが……青森県は弘前市、弘前公園の桜です。

弘前公園といえば、言わずと知れた「花筏(はないかだ・水面を桜の花びらが帯のように流れる様子のたとえ)」の名所。弘前さくらまつりのサイト上でも、「花筏予報」というページがあるぐらいのメインコンテンツです。すでにネット上には山ほど写真やガイドも存在しますが、そこはそれ。一番カロリーの高い桜を見に行くんじゃい!ということで、神奈川県から軽自動車サンバーでえっちらおっちら行ってきました。

駐車場は早朝に確保すべし!

さて、マイカーで現地入りする場合、問題になるのが駐車場。弘前さくらまつりは、GW中だけで200万人以上が訪れる超人気イベント。そして、弘前公園隣接の駐車場(市役所とか市立観光館とか)は、30分100円かつ朝8時営業開始と、高いし朝から駐車列で並びそうな感じがします。そこでオススメなのが、同じく公園隣接の「津軽藩ねぷた村」。

ここは朝5時~夜23時までという営業時間と、(さくらまつり期間中は)1日1000円という固定料金となっているので、明け方のまだ混まないうちに駐車してしまえば、1日のんびりとお花見を満喫できます。今回は、高速道路のPAで寝たあと、朝6時ごろ駐車場に着きましたが、まだまだ余裕がありました。

人の少ない午前中に桜を撮りまくろう

クルマも停めたところで、公園内を見て回ります。園内には2600本のサクラが植わっているのですが、ソメイヨシノはいい具合に葉桜です。


当たり前なんですが、花が散ってないと水面に浮かばないわけで、「散ったばかりの新鮮なサクラ」(なんだそりゃ)が重要なわけです。というわけで目線を下げると……

散った花びらがこんもり。これは期待できますね!
続いて本丸へ。朝のうちだとまだまだ人出もまばらなので、写真も撮りやすいです。これだけ晴れてても暑くないですしね(まあ、真っ昼間でも汗ダラダラみたいな気温にはなりませんでしたが)。

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本丸は、ヤエベニシダレというヤエザクラのシダレザクラ(ややこしいけどそのまんま)が満開でした。文字通りピンク色が濃い!青空によく映えます。

弘前城の天守。こちら、本来は本丸のかどっこ的な場所にあるのですが、石垣の修復工事のため、なんと天守を移動(曳屋)しています。

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弘前城石垣修理事業「弘前城が動く」

そのため、本来ならありえない、弘前城天守と岩木山を同時にフレームインした写真を今なら撮ることが出来るんです!

まあ、「今だけ」というか、向こう10年弱ぐらいこの状態らしいです。むしろ、10年経たないと「本来の弘前城」は拝めないと……。

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この日は本当に天気が良く、岩木山の姿も綺麗に見ることができました。雄大!

福岡からやってきた観光舟で中濠の花筏をクルーズ!

また、今年はさくらまつり期間中、中濠(なかぼり)をクルーズできる、観光舟が運行していました。大人1人1000円、約20分間のクルーズです。

この日焼けした船頭さん、あんまり東北っぽくない口調、というかバリバリの博多弁だなと思ったら、福岡県は柳川の川下りの船頭さんなんだとか。和舟もトラックで3日かけて輸送してきたとか。社会実験の一環として行っている取り組みだそうです。

弘前さくらまつり|公益社団法人 弘前観光コンベンション協会

ちなみに、混雑時は1時間以上待つ状態だったらしいですが、この日は午前中ということもあって待ち時間なくサクッと乗れました。やはり午前中が正義です。

本来体験できない視点で園内を見渡せるのがいいですね。そして奥になんか見えてきました……あれは!


うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

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うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

いやあ、これヤバいです。死ぬまでに見に行った方がいいです。絶対。小川なんかで、水面を大量のサクラの花びらが流れる光景は他でも見たことはありますが、お堀のような静水面に近いところだとこんなに集まって埋め尽くすんですね。
いや写真とかで散々見たことありますけど、現物を、しかも舟の上で水面に近いところから見ると、猛烈に圧倒されます。視界一面真っピンク。行きましょう。来年。

1日じゃとても見切れない!園内サクラだらけ!

最初に書いたとおり、弘前公園には、弘前城植物園なども含め、場内に2600本ものサクラが植わっています。ソメイヨシノがまあ一番多いわけですが、それ以外にも様々な品種のサクラが咲いている様子を楽しむことができます。

モモの花か!?と思うぐらい赤い色の「ヨコハマヒザクラ(横濱緋桜)」

咲き始めに淡く紅色が入り、開くと白く咲く、サトザクラ「弘前雪明り」

などなど。植物園にある多種多様な品種についても、説明&開花状況がボードで掲示されているのでとても分かりやすいですよ。

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桜 (サクラ)|弘前公園総合情報


最初に中濠の花筏を紹介しましたが、どちらかというとメインは外濠かと思います。幅が狭いので、サクラの花びらがまとまって溜まりやすいですし、かなり近くから撮影も出来ます。
さて、日中のサクラはこれぐらいにして、夜桜に備えて一休みしましょう。屋台で焼きそば食べたりとか。

夜桜もスゴい!(けど満開のときに来たい!)

日もだいぶ傾いてきました。午前中に一度見た花たちも、また違った表情を見せてくれます。

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あれほど赤々としていたヨコハマヒザクラも、西日の前ではしっとりした印象に。

そして岩木山の向こうに夕日が沈むと……

夜桜の時間の始まりです。


本丸で満開だったシダレザクラたちが、ライトアップされて昼間のはかなげな咲きようとは異なる、妖しさすら漂う圧倒的な雰囲気で眼前に迫ります。


夜桜のいいところは、葉桜が割と目立たないところ。とはいえ、木に咲いている花がメインなので、やはりソメイヨシノが満開のときが一番の見頃なのではないかと思います。このあたり、花筏が目当てだとどうしても見られない(当たり前だ)ので、もう一度来るしかないなと思わされますね。

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あ、もちろん夜の花筏も最高に綺麗ですのでお見逃しなく!

水面静かなので、試しに長時間シャッター開けてみたら、思ったより動いてました……(笑)

まとめ

日本一と言われるだけのことはある、というか、とても1日では分かったようなことが言えないくらいのサクラの天国です。ソメイヨシノの満開期と、花筏の時期にくれば、おおよそ見たいサクラ全て見られるんじゃないかというぐらい。
もう散々世界中にオススメされている場所なわけですが、やっぱりスゴいのでみんな行った方がいいです。行きましょう。
デーブ的にもまだまだ見足りないので、まずは今回見られなかったソメイヨシノが満開のとき、そして、弘前城天守が元の位置に戻る10年後にもまた来たいと思います!

 

今回使ったカメラとか

過去の桜記事とか