こんにちは。デーブ・トクモリです。今回は、旅行中に偶然見つけたビックリスポットの紹介です。
場所は、愛媛県は新居浜市。観光地である「別子銅山」へ向かう途中でした。おおおー!すげーループ橋だー!しかもなんか新しい!そして、奥にはダム!鹿森ダムというそうです。場所はこの辺。
この日は特に放水もされておらず、湖面は程よく水面にモノが溜まってました。あんまり綺麗じゃないですね。。。
ダムサイト上からの眺め。
残念ながら通り抜け禁止でした。ダムサイト上から。前述のとおり、放水されていないのでカラッカラです。
ダムサイト上からは、先ほどのループ橋「青龍橋」(第一青龍橋と第二青龍橋)がよく見えます。ループ橋というのは、こういう山間の渓谷沿いの急勾配な斜面などで、緩やかな勾配で高度を上げるためにかけられる、螺旋状の橋です。その場でぐるっとひと回り、螺旋状に道を作って高さを稼ぐんですね。
まあそんなこんなで、ちょっとめずらしいループ橋も見られたし、先を急ごうか、と思ってもと来た道を振り返ったところ、スゴい光景が!
なにこの巨岩。そしてすぐそばに建物が!?
すぐ下にトンネルが通ってる!!!怖いいいいいいいいいい!このトンネル、名称は「鹿森第一隧道」(しかもりだいいちずいどう)といいます。隧道とは、トンネルの日本語名称。「隧」の字が常用漢字外のため、だんだん用いられなくなったようです。ちなみに鹿森第一隧道は昭和36年竣工。
車道ですが、狭くてすれ違いは困難でしょう。内部はカーブしていて見通しも良くないです。怖いなーここ。
トンネルを抜けると、いきなり急な下り坂。
それが何度もつづら折りになって、ループ橋の入口付近まで下っていくようです。
これ、先ほどのループ橋ができるまで、ループ橋の下の部分から、このダムの高さまでをつないでいた、県道47号線の旧道なんですね。
地図を見るとわかりやすいと思います。ループ橋の下段入り口がある地点から、ジグザグと急斜面を削りながら上がってきているんですね。
で、上がってきた先が、この巨岩の下、と。というか、この下に穴開けて大丈夫なんでしょうかここ。手前の建物は鹿森ダム管理事務所の関連施設みたいですが、なかなか背筋が寒くなる光景です。
ちなみに、ループ橋が完成したのは平成22年。つい3年前までは、この道を使ってここを通行していたんですね。逆に言うと、新道が出来ちゃったのでこの道は近い将来なくなってしまう可能性もあるわけで、見に行くなら今のうちかもしれませんよ!