はーい、デーブです。お寿司のネタでは、マグロも好きなんですけど、サーモンも好きだったりします。なめらかな食感で、脂が乗ってて、人気のネタですよね。「サケ」というと塩焼きとかイクラ、サーモンというと回転寿司とか、スモークサーモンのイメージ?
そんなサケとかサーモンについて超くわしい情報を発信しまくってるのが、ブログ「サーモンガレッジ」主宰のサーモン中尾さん。
サーモン中尾さんは、もともと水産系の商社で南米チリでサーモンの養殖に携わっていたという経歴を持つ、サーモンのガチの人です。
そんなサーモン中尾さんが「全日本サーモン協会」の立ち上げイベントを開催するということで、参加してきました!
コンセプトはLife with salmon!祝い「サケ」でイベントスタート!
会場は、初台にあるレンタルスペース「HANARE 初台」。集合住宅の3Fフロアをまるまるリノベして、レンタルスペースやコワーキングオフィスにしています。
イベントスタート15分前に会場入りしたところ、すでに着々と準備が進められていました。サーモンの。
そして、こちらが配布された式次第。
それによると、全日本サーモン協会とは
「サーモンラバーズたちと、日本と世界のサーモンを楽しみ、発信し、サーモンを切り口として、枠にとらわれない活動を行う団体」
であり、協会コンセプトは
「Life with salmon! サーモンを楽しみ、サーモンでつながる団体」
とのこと。
サーモン中尾さんによる上記団体趣旨の説明のあと、「祝い鮭 鏡開き」による開会式がスタート!
中尾さん「ふつうの鏡開きでは、酒樽を割るんですけど、今回はこのサケの頭を落とすことで、鏡開きとしたいと思います」
「あれ?なかなか落とせない……」思いのほかしっかりしていて、てこずる展開に。
無事、鏡開き完了!ひたすらサーモンサーモンまたサーモンの、怒涛のサーモンタイムのスタートです!
ぜんぜんわからん!激ムズ「利き鮭」大会
まず最初に出てきたのが、3つのお皿に盛られた切り身たち。
さて、これらは何の身かを、食べて当てるというのが「利き鮭(サケ)」大会です。ちなみに、選択肢は以下の通り。
(A)チリ産養殖銀鮭 (B)荒海サーモン(銀鮭) (C)ロシア産 天然銀鮭 (D)ノルウェー産養殖アトランティックサーモン (E)スコットランド産養殖アトランティックサーモン (F)チリ産養殖アトランティックサーモン (G)国産養殖ニジマス紅富士 (H)国産天然ビワマス (I)チリ産養殖サーモントラウト (J)ノルウェー産養殖サーモントラウト (K)国産秋鮭 (L)国産紅鮭 (M)赤貝
美味しいけど、どれがどれだかはっきり言って全然わからん!(水産関係のお仕事の方も参加されてましたが、分からん!って言ってましたw)
正解は、赤いシール→(B) 荒海サーモン(銀鮭) 刺身で食べられる、貴重な国産銀鮭!佐渡で養殖されているレアなブランド銀鮭。青いシール→(E)スコットランド産養殖アトランティックサーモン これは水産関係の方も「そんなのあるのか!」とうなる超マイナー品。脂分が多くこってりした味のアトランティックサーモンの中でも、メジャーなノルウェー産よりちょっと脂分が少なめなんだとか。黄色いシールは……いいよね?
参加者一同、悩みまくりの図。いや、悩むも何も「どのサーモンがどんな味か」っていう前提知識がないと悩みようもないわけですが。
利きサケ中にいただいた、ロシア産天然銀鮭の塩焼きもめっちゃ美味しかったー。これは白ごはんわしわし食べたくなるお味!
どんどん出てくるサーモンづくし!
利きサケに続いて、サーモン料理の数々がどどーんと登場!
ズラリ揃った料理たち。これ全部サーモン料理。
料理はどれもとっても美味しかったです! サーモンは色も強いから、見た目でもアピール力あるなーと。
サーモンフィレを自分でさばいてみよう!
そして、参加者のテーブルに、それぞれサーモンの特大フィレがどーんと置かれます。そう、参加型アトラクションの時間です。
デカい。めちゃデカい。
ちなみに、ノルウェー産アトランティックサーモンだそうです。
さばき方のマニュアルも用意されているので、安心!
というわけで、新鮮な生サーモンフィレに、いまさばきの時が!(さばき違い)
身を分けて皮をはいで
指で中骨の位置を探しつつ抜いていきます。養殖場によっては、工場で骨抜きまで自動でやってたりするらしいです。凄いねサーモン業界……。
そしてサクになったサーモンをスライスして、お刺身で食べたり……
酢飯で握れば、完璧にお寿司だこれ!そして美味しい!
参加者がアトランティックサーモンをさばいている最中、サーモン中尾さんがさばいているのは、「鏡開き」で頭を落としていたあのサーモン。
テキパキと三枚おろしにしていきます。
注目は、このとっても赤の濃い身の色!
これは、静岡県の「紅富士(あかふじ)」というブランド魚!富士山の湧き水を使って養殖された、ニジマスなんです。
ニジマスってこんなでっかくなるのか! 赤みが強いのは、アトランティックサーモンなどと比べて脂分が少ないため。
ばらちらしにしていただきました。脂分が少なめなので、こういうさっぱりした組み合わせには向いてます。
お刺身で食べてももちろん美味しい!アトランティックサーモンのように、トロ!って感じの脂分はないですが、身の旨みは濃厚で、「サケの身を食べてる!」って気持ちになれます。ニジマスですけど。
そして、最後は「鮭とば親善大使を目指す」という、知床出身のシンガーソングライターの牧野公美さんの鮭とばソング「No 鮭とば No Life」をみんなで歌っての締めとなりました。超充実!
これからの展開にも期待!
サーモン中尾さんによると、これからサーモンを楽しむ企画やイベントをいろいろやっていきたい、とのこと。 新たなサーモンとの出会いが、今から楽しみです!
昨日はサーモン中尾さん主催の「全日本サーモン協会」立ち上げイベントに参加してきたんだけど、「いいからサーモンを食べるんだ!」って感じで非常にサーモン満足度高かった!これからの展開にマスマス(サケサケ)期待が膨らむ!#全日本サーモン協会 pic.twitter.com/SrElcDZu4z
— デーブ・トクモリ (@Dave_Tokumori) 2018年3月17日
今回使ったレンズとカメラ
【余談】α7IIIの発表で中古価格がだいぶお安くなっちゃったα7RIIですが、写真の画質自体はα7RIIIとほぼ同様で現行ハイエンドクラスなので(RIIIの方が処理速度とか瞳AFとか使い勝手はずいぶん良くなってますが)、いま画質/価格のパフォーマンスではブッチギリ最強なんでは?という気がしています。