エンジョイ!デブライフ

カロリー大好き!「楽しいこと、アツいこと=熱量(カロリー)!」というわけで、単に好きなことやってるブログです

工具不要!LIXILのサンルームに日除けスクリーンを簡単DIY

どうも、デーブです。

前回のエントリで書いたとおり、香川県に引っ越して、祖父が亡くなるまで住んでいた家に、維持管理がてら住み始めました。

築38年の一戸建てで、それなりに手入れもされていて、そんなに状態は悪くない(そもそも2021年2月まで祖父が住んでたし)のですが、ちょこちょこ「お、おう」というところもあり、その辺の手直しなんかも紹介していければなと思います。

今回は、ベランダ代わりに設置されているサンルームに、可動式の遮光スクリーン(シェード)を工具なしで簡単にDIY取り付けした模様を紹介します。

せまくて暗いサンルーム

この家、お茶の間の先にサンルームがあるんです。元は庭の物干しスペースだったのですが、いちいち洗濯のたびに庭に降りるのが面倒くさくなったのか、後からサンルームが増築されていたようです。

で、そのサンルームがこんな感じでした。

なんか薄暗い&圧迫感がある。

どうも、直射日光が降り注ぐとサンルームが灼熱地獄になってしまうので、日除けのために物干し竿の高さにシートをかけたようです。お、おう。

しかし、なんというか日除けをするにしても高さが低すぎて(高さ的には1.8mぐらい)、まるで果樹園の木の下みたいで圧迫感がすごいし、せっかくのサンルームで採光をカットしてしまうのも本末転倒感が。直射日光がほしいときに、いちいちシートをどかすのもかなり面倒です。

なんかいい解決策はないのかと調べてみたところ、サンルームのメーカー(うちの場合は新日軽=LIXIL)の純正オプションがあるようです。

LIXILのサンルーム「サニージュ」の純正オプション「内部日除け」

https://www.sunfield-terrace.jp/product/pdf/sunnyge_option_old.pdf

しかし、基本的にはサンルーム設置のときに装着するもののようで、部品単体での販売もしていないようです(LIXILに依頼して工務店さんとかが施工する形)。オプション価格もかなり高く、10万円前後するっぽいです。こ、このカーテンみたいなの付けるだけでそんなにかかるんか……。

ん? カーテン?

カーテンランナーが装着できるじゃん!

可動式の日除けスクリーンを設置するにあたって、どうやって可動部分を天井に沿わせるか、が問題だったんですが、サンルームをよく見ると、天井部分の枠には、溝が切ってあります。

「これ、カーテンランナーが入るのでは?」

というわけで、ものは試しとホームセンターでカーテンランナーを買ってきました。10個で200~300円ぐらいの安いやつ。

あっ、入る!

入るじゃーん!

カーテンランナーが入るなら、ハードルは一気に下がります。だってもう動いてるもん。あとは、日除けの素材・形態をどうするかを考えればいいだけです。

キャンピングマットで遮光と遮熱を実現!

今回、素材としてはアルミ蒸着シートを使うことにしました。カーテンランナーが使えるんだから布の方が枠に沿ってきれいに取り付けできそうなんですが、遮光・遮熱のことを考えると、日光を反射する素材の方がいいと判断。

そこで選んだのが、キャプテンスタッグのシルバーキャンピングマット。アルミ面で光線や熱源を反射しつつ、スチロール面で室温を維持してくれるのを期待。

Sサイズ(幅80cmの長さ200cm)を購入。このサイズがキモなので、参考にされる場合はMサイズやLサイズを買わないよう注意してください。

もともとはアルミシート側が外側になるよう折りたたまれていますが、折り方向を逆にして、Wの形になったときに上側にアルミ面が来るよう、内側に折りたたみます。

そしてWの形の上側に、クリップタイプのカーテンフックを取り付けます。

キャンピングマットにカーテンフックを取り付けたら、サンルームのフレームの溝に入れたカーテンランナーに取り付けていきます。

この新日軽(LIXIL)のサンルームは、幅が3尺(910mm)で作られていて、フレーム部分を除いた内幅はだいたい855mm。カーテンフックの長さを差し引くと、幅80cm(800mm)のキャンピングマットがちょうどいい具合に収まります。

長さも2mあるので、いい感じにカバーしてくれます。

折りたたむとこんなかんじ。天井すれすれの高さで手が届かないので、開け閉めは手頃な棒(布団たたきとか)で行います。

スクリーンを展開すれば、アルミ面が直射日光を反射し、サンルーム内の温度上昇を抑えてくれます。高さもあるので、天井に頭がつっかえるような圧迫感もありません。

洗濯物を干したいときや、日光浴をしたいときは、折りたためばOK。採光の必要に応じて、簡単に切り替え出来るようになりました。

 

キャンピングマットを切ったり、カーテンレールをビス止めしたりといった工具が必要な作業は一切なし。カーテンランナー、カーテンフック、キャンピングマットをそのまま取り付けるだけで施工完了です。

オシャレな見た目ではありませんが、実用性は十分ですし、コスト的にも4000円ぐらいで収まります。

サンルームが熱くてたまらん!という方の参考になれば幸いです。

ではまた!