どうも、デーブです。気がついたら2024年が半分終わってました。
神奈川県から香川県に引っ越してきて1年、自宅の手直しをしたり、うどんを食ったり、狩猟免許(わな猟)を取ったり、うどんを食ったり、猟銃を取得したり、うどんを食ったりしていたら、あっという間に1年が経っていました。
おっさんになると時間が過ぎる速さに愕然としますね。
サンバーの天井デッドニングとやらに挑戦してみる
はい、今回のお題です。詳細はすでに動画にして公開してありますので、ざっくり工程を見たい人はこちらをどうぞ。
サンバーバンの悩み
ボクの愛車は平成18年式のスバル サンバーバンTV1。商用の軽バンです。現在、走行距離ざっくり10万キロちょっと。まだまだ現役で頑張れるクルマです。
だだっ広くて真っ平らな荷室は、マットレスを敷くだけで簡単に車中泊カーになります。そんな「小さいのに広い」クルマを秘密基地に、北海道から九州まで、あちこち走り回ってきました。
そんなサンバーバンにも悩みというものは当然ありまして、商用バンなので快適性能というものが根本的に弱いんです。その最たるものが静粛性・断熱性で、要するに外装と内装の間に、詰め物が全然されてないんです。
なので雨が降れば天井からはカンカンカンカンとやかましい音が鳴り響き、冬になればもうキンキンに冷える。車内と車外を隔てるものは、鉄板1枚と内張り1枚しかない。そういう乗り物です。
これをDIYで少しでも改善してみよう、というわけです。
Amazon ベーシックでクルマ用の制震材とかあんのな!
今回メインで使う素材はコレ、Amazonベーシックの車載用防音シートです。
ブチルゴムの化合物(粘り気のあるゴムみたいなもの)のシートで、これを貼り付けることで、震動を抑えるというものです。
このシートを、1枚あたり5x5の25枚に分割していきます。シートは10枚セットなので、250枚にバラしていきます。
このシートのカッティング作業、ネットで調べると「ベタベタしてカッターがすぐダメになる」「手が汚れる」みたいな話が出てくるんですが、シートを冷蔵庫で冷やしておくことで、ベタベタを防ぐことができます。
また、作業時は念のためビニール手袋を着用するといいでしょう(今回はニトリル手袋を使用しました)。
切り終わったシートも、使うまで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
クルマの天井にひたすら貼ろう
あとは、ひたすらシートを天井に貼っていきます。
私のサンバーバンの天井は、3枚の内張りで構成されていました。このタイプは、中央をたわませて簡単に外すことができます。
グレードによっては前から後ろまで1枚で成形されているものもあるようで、その場合は折り曲がったりしないよう注意が必要みたいです。3分割タイプは細かいこと気にせずいけます。イエイ。
内張りを外すと、清々しいほどに鉄板1枚。断熱材とかなーーーーーんもなし。ここに制震シートを一定間隔で貼っていきます。
こんな感じ。制震シートを貼るときは、壁紙貼り用のローラーで圧着してやると良いと思います。
シートの上にアルミテープを貼っていきます。天井は直射日光とかで高温になるので、ブチルゴムがドロドロになって汚れたりするといやだなあ、と思ってなんとなく補強を兼ねて貼りました。
気休め程度に断熱も
さて、せっかく内張りを剥がしたので、制震シートを貼っておしまいではなく、「詰め物」をすることで、防音・断熱性能もちょこっと高めてみたいと思います。
建築用の断熱素材(ロックウールとか)を入れてる事例とかも見かけるのですが、施工が大変そう(厚みが出ると内張りを戻すのが大変、とか)なので、レジャーシートのもうちょっと豪華版ぐらいのものを間に入れることにしました。
ざっくり内張りと同じ幅で切り出して、両面テープで固定します。
このシートは両面がアルミになっていて、厚みによる保温ではなく、アルミによって輻射熱を反射させることを狙っています。夏場は直射日光で温まった天井からの輻射熱を車内(内張りから先)に伝播させないことを、冬場は車内の温かさを天井から逃さないことを期待しています。
あとは内張りを戻して完成。普段DIYとかやらないデーブでもできるくらいなので、施工難度はかなり低いです。めっちゃ簡単。
音の響きが劇的に変化!
動画の3:48ごろから、施工前後で天井をノックしたときの音を比較しています。ちなみに、施工前後ともにノックは内張りを付けた状態で行っています。
施工前は「ゴン…ゴン…」と響くような音がしていたのですが、施工後は「コッ コッ」と響かなくなりました。雨音も車内にうるさく響くことはなくなったので、かなり変化が実感できます。
施工も簡単ですし、サンバーバンに乗ってるなら、試して損はないと思います!
ではでは!