こんにちは。デーブです。先日発売になったHuaweiのスマートフォン「P9」を使い出してから、写真撮るのがとっても楽しいです。こちらは、先日ある飲み会の席で撮った写真です。
背景がボケてるから、なんかちょっと雰囲気あるでしょ?今回は、こんな写真が簡単に撮れる「ワイドアパチャー効果」を紹介しますよ!
前回・前々回の記事はこちら
パッと見一眼レフで撮った写真みたい!ワイドアパチャー効果がスゴい
とりあえずいくつか写真見ていただいた方がわかりやすいと思います。
1枚目と同じ飲み会で撮った枝豆。
仕事の合間に撮ったお菓子。
ラーメン。ピントは手前の煮玉子に合わせました。
こんな感じで、一眼レフカメラで撮ったような、ピントの前後がボケて被写体がより強調されるような写真を撮ることが出来るんです。しかも、ピントの位置はあとから自由に決められてて、ボケ具合も自由に調整できちゃいます。
実際に撮ってみよう
普通にカメラアプリを起動して、画面左下の絞りアイコンをタップします。すると、ピントを合わせたい部分をタップしたときに、絞り具合(ボケ具合)を調整するスライダーが出るようになります。
で、撮影した写真を見ると……(撮影するだけしといて、上の写真だと奥行きがあんまなくてボケ具合がわかりづらいので別の写真を使いますが)
写真の調整画面になります。ここで「フォーカス(ピント)の位置」と「ボケ具合」が再調整可能です。上の写真だと、絞り値がF0.95で一番ボケが大きい(ピントの奥行き範囲が狭い)ですが、これをF16(最大値)に設定すると……
こんな感じで、ぐっとピントの幅が広がります。
こんなふうに、ピントの位置を変えることも。ただ、奥行きのある写真で手前から奥まですべてにピントが合わせられるわけではなく、(自分で使った限りの印象では)「最初の撮影時にF16状態でピントがあっている範囲」が限界っぽいです。
これはあくまで推測ですが、「ピントの合う位置でF16(一番絞った状態)で撮影」して、デュアルレンズを使った測距データを元に、絞りによるボケ味をシミュレートしてボケ処理をかけているのではないでしょうか。
最近は、一眼レフっぽいボケ処理をするアプリやフィルタなんかも多いですが、P9のワイドアパチャー効果はかなり自然かつ綺麗な処理をしている方だと思います。
なんでもないものを撮るのが楽しい
ワイドアパチャー効果を使うと、なんでもないものを撮っても、なんとなくそれっぽくなるのが楽しくて、ついついシャッターを切る機会が増えます。
他にも、ピント合わせがアバウトでもいいのを利用して、アウトカメラで自撮りをしてみるというのもアリ。
カメラの方向だけ合わせといてピントは気にせず、あとで調整しちゃえばOK。ボケ味を活かした自撮りができちゃいます。こういう写真はインカメラじゃなかなか撮れないですよね。
というわけで、P9はカメラアプリだけで相当遊べます!オススメですよー!
ワイドアパチャー機能で何でもないものを撮るのがかなり楽しい#HuaweiP9 pic.twitter.com/GKQJbhNsL6
— デーブ・トクモリ (@Dave_Tokumori) 2016年6月20日