連休の帰りはフェリーに乗って渋滞知らず!
どうも、デーブ・トクモリです。ゴールデンウィークは、突発的に別府に行ってきました。その顛末はこの辺をご覧いただくとして、
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行きは愛媛県まで24時間かけて(休憩時間込み)マイカーで自走していきました。死ぬほど疲れました。で、帰りです。クルマでの長距離旅行で一番苦行なのは、「帰る以外に用事がない(途中に目的がない)状態で、来た道をただ帰る」にほかなりません。
しかも、GW後半の5月4~5日は、地獄のような渋滞が約束されています。連休の混雑って、行きは割とバラつく(29日~3日にかけて)んですが、帰りはもう4日か5日(10連休の人は8日)って感じに集中しちゃうわけです。
これはかなり辛そうだな……と思ってたら、なんということでしょう、5日発の徳島~東京行のフェリーに空きがありました。超ラッキー!(ちなみに、5日の昼11時発、翌6日早朝5時着です)しかも、今年1月に就航したばかりの新造船「びざん」!うれC!というわけで、新造船「びざん」を紹介していきます!
新しくて綺麗なだけじゃない!
さて、今回乗ることになった、フェリー「びざん」。2015年に進水、2016年の1月から東京~徳島~北九州の航路に就航したばかりです。
ちなみに、昨年の秋に徳島へ行ったときに乗ったのは「おーしゃんいーすと」でした。
上記、「おーしゃんいーすと」乗船時のブログと比較してみると、新しさがよく分かると思います。ちなみに、「おーしゃんいーすと」は、「びざん」就航に伴い引退、船名変更の上、インドネシアへドナドナされていきました。。。
徳島港の沖洲地区に新造されたターミナル(津田にある旧ターミナルもまだ使ってます)に繋留された「びざん」。
なにしろ新しい船なので、外壁の塗装もまだまだ綺麗!この日は晴天にも恵まれたので、真新しい白い船体に船名がとてもよく映えました。乗船したら、さっそく船室へ。
2等洋室は結構広めのパーソナルスペース
クルマと一緒に乗船する場合、「2等洋室」の料金が含まれています。個室にグレードアップしたい場合は追加料金を支払えばOK。いわゆる「2等船室」というと、カーペットの床に雑魚寝のタイプが一般的(この航路でも、「おーしゃんいーすと」ではそうでした)ですが、「びざん」では二段になった寝台ベッドタイプの半個室です。
敷マットに掛け布団、掛け毛布、枕にシーツと至れり尽くせり(※ベッドメイクはセルフサービス)。最低グレードでコレとは、随分リッチになったものです。
枕元には、電源付きのライトが。「びざん」の特徴として、とにかくコンセントの数がめちゃ強化されていることが挙げられます。これまでは、2等船室のエリアの両端にある数少ないコンセントを必死で取り合う殺伐とした旅路が展開されていましたが、もうその心配はいりません。
ただ、従来のように、船外と壁1枚だった2等船室だった作りと違って、結構船内の奥まった位置に部屋があるためか、電波の入りがよくありません。これが結構キツい。スマホをポチポチしたいときは、ベッドから出ましょう。
長時間の航海も気持ちよく過ごせる設備の数々!
ベッドの準備をして、荷物を置いたら船内の散策にでかけましょう。まずは食堂。
「おーしゃんいーすと」にあったような厨房施設はなくなり、自販機オンリーになっています。自販機では、おにぎりやカップラーメン、パン、おつまみ、冷凍食品(パスタ、ピザ、うどん、チャーハンetc...)などなど、かなりバラエティ豊かに取り揃えられています。また、乗務員さんが頻繁に商品を追加するので、「あっという間に売り切れ完売」ということはありませんでした。
窓側のテーブルには、1人1つずつ使えるコンセントが。とにかく電源豊富。手前に写ってるものは気にしないでください。寝床ではつかめなかった携帯電話の電波も、ここでなら(陸地から遠く離れた地点を除いて)ある程度キャッチできます。
お次は浴室。24時間利用可能です。
浴室も「おーしゃんいーすと」よりも広くなっています。
(※写真撮影禁止の注意がなかったので、誰もいないことを確認の上撮影しました。)
だいたい浴槽の一区画で、足を伸ばして4人ぐらい入れるんじゃないでしょうか。あと、写真撮り忘れちゃいましたが、浴室とは別に、シャワーブースも用意されています。鍵付きロッカーは無料で利用可能。
お風呂の前には、リラクゼーションスペースも。スーパー銭湯とかにもありますよね、こういう休憩スペース。
この椅子、リクライニングできるし、飲み物とか置いておけるテーブルも付いてて、結構便利です。ここで寝ちゃってる人もいました。テレビはBSです。
船の先頭部分も共有スペースになっています。
ただまあ、進行方向の景色は見づらいですね。
個人的に残念だったのがゲームコーナー。
スロット(景品つき)しか置いてない……。おーしゃんいーすとみたいに、古いネオジオ筐体とか置いててほしかった(新しい船だから仕方ないんだけど)
乗船日は快晴だったので、デッキに出てみました。
超気ン持ちい~~~~~!
というわけで、ピッカピカの新造船「びざん」、いかがでしたでしょうか。フェリーは「自分で運転しなくても自分とマイカーを運んでくれる」というだけで神のような乗り物ですが、「びざん」なら、その時間もかなり快適に過ごせそうです!オススメですよ!
太平洋に乾杯 pic.twitter.com/jt3FyT1UvG
— デーブ・トクモリ (@Dave_Tokumori) 2016年5月5日