こんにちは。デーブです。シルバーウィーク北海道旅行記も第4回。今回は絶景まみれですよ!
前回はこちら
悪夢のような一日が明けると、そこはホタテ天国だった
見知らぬ旅先の地でマイカーがぶっ壊れ、どうなるかも分からないまま、とりあえずレンタカー借りて無理やり紋別までたどり着いた悪夢のような一日が終わりました。サンバーが無事修理出来るのかもまだ不明な状態ですが、とりあえず腹ごしらえをして出発しましょう。
ホテルの朝食はバイキング形式。よくある奴ですよね。よくある……
は?
これシウマイじゃないよね?ホタテだよね? しかも捌きたての活ホタテなんですけど……
とりあえずざざっと盛ってみました。朝からタンパク質ばっかだなおい!
タラコ。これもプリっとしてて美味しかった!
焼き魚。
そしてホタテ。いや、あの、モーニングじゃなくてもホタテ食べ放題っておかしくないですか? お、おかわりしていいんですか?
いいんです!
この写真、Twitterに投稿したら(肌色が多いので裸の写真とでも認識したんでしょうか)「不適切な写真」扱いになってて笑いました。
活ホタテ山盛りの写真、肌色多すぎたのか「不適切な写真」扱いになってて爆笑した https://t.co/1pfvdQMb77
— デーブ・トクモリ (@Dave_Tokumori) 2016年9月18日
というわけで、紋別セントラルホテル、マジでオススメです。ヤバいって。
ちなみに、ホテルの屋上からオホーツク海を展望できたりもします。ホントは日の出を見たかったのですが、起きれるはずもなく。
今日は天気良さそう! 期待をこめて、さあ出発!
オホーツクラインの絶景がヤバい。マジで。
さて、今日は紋別からオホーツクライン(国道238号線)を通って、日本最北端の地・稚内を目指します。
オホーツク海って言われると、「流氷」とか「オホーツクに消ゆ」とか、白くて寒くて厳しそうなイメージを持ってる人が多いんじゃないでしょうか。ボクも行くまではぶっちゃけそんな感じでした。でももう、そんなイメージはありません。
だって、これですよ!
エメラルドブルーの碧い海!!!!
なんだここは!地中海か!(地中海のイメージそれで合ってるのか?)
空も青い!!!!広い!!!!!
ボケーっとクルマで走ってるだけで死ぬほど気分が良いです。何なんですかこれは。とにかく開放感がスゴい。空気もサラッとしてるし、気温もほどほど。これバイクで走ったら超気持ちいいんだろーなー!
何もないのが何よりもいい、猿払村道エサヌカ線
オホーツクラインをひたすら走るだけでも超絶気持ちいいんですが、個人的に超オススメしたい道が猿払村(さるふつむら)を通る村道「エサヌカ線」です。
まっすぐで、なにもない。
場所はこちら。紋別方面からだと、クッチャロ湖のあたりでオホーツクラインを右折して海側に行ったところです。フツーに行くと「え?ここ入るの?」って感じのさりげなさなので、ナビの類を信じて行きましょう。そこさえ超えれば、コレです。
ぶっちゃけ語るべきことはありません。とにかく最高に空が広く、最高にまっすぐで、最高に気持ちがいい道です。通りましょう。
上の写真は北側(稚内側)から振り返ったものですが、右手(陸側)は原生花園になっているそうで、6~8月は花も楽しめるのだとか。うーん、また行ってみたい!
そして最北端・宗谷岬へ
エサヌカ線を超えると、あとは日本の最北端・宗谷岬まであとすこし。引き続きオホーツクラインを北上します。引き続き超絶絶景ロードが続きます。
道端にあるパーキングエリア(単なる駐車場)でこれです。
なんか遠くにめっちゃ風車ある!
ズームイン。
場所はここ。宗谷丘陵展望パーキング。
そして、ついに宗谷岬に到着!
だだっぴろい芝地にあるモニュメント。
そう、ここが日本最北端の地です!いやー、ついに来ちゃいましたね。現在の日本領の最北端に。達成感あります。
観光客の方に写真撮ってもらいました。
宗谷岬の背後には、なだらかな丘陵地(宗谷丘陵)が広がっています。これは丘陵の先端部から宗谷岬を見下ろしたところ。とても見晴らしが良いのですが、後ろには……
旧日本軍の監視所が。そりゃ北海道最北端の地ですもんね。
老朽化のため、立ち入りは出来ません。
そばにシカが。この近辺で何食べてるんでしょうか。奥にうっすら樺太が見えます。
ちなみに宗谷丘陵、ほとんど樹木がないので、なんか特殊な植生なのかなと思ってたのですが、wikipediaによると「明治期に山火事で焼失した」そうで。山火事怖い!その後再生もしてないんですね……。
宗谷岬といえばホタテラーメン!ということで、丘の上すぐにある間宮堂さんにイン。
ホタテラーメンを注文。
いわゆる塩ラーメンなんですが、バターの風味が超濃厚。おいしー。
でっかいホタテも入ってます。
そういえば紹介を忘れてましたが、緊急入院したサンバーにかわってこの旅の足となってくれている、イツモレンタカーで借りたティーダ君です。走行距離10万キロ超えてますが、至って元気。やっぱ乗用車は乗りやすい(至言)
ノシャップ岬で夕陽を見よう
さて、この日の宿は稚内市内に取ったのですが、まだ少々時間があるので、ノシャップ岬へ夕陽を見に行くことにしました。
場所はこの辺。宗谷岬と対を成す、北海道最北エリアの岬ですね。
ノシャップ岬から西に日本海を望めば、この夕景が目に飛び込んできます。
もう何度目か分かりませんが、とにかく空の広さに感動。
左に見えるのは、利尻島。「利尻富士」こと利尻山と夕陽がセットで見られます。
日本海に沈みゆく夕陽は、溶け落ちる線香花火の最後のようです。
日没直後の利尻富士。日が落ちた直後とか夜明け直前の、地平線は薄ピンクに、陸地は青く染まる光景がとても好きです。この利尻富士のシルエット!
稚内でトマソンを見た
稚内では、「旅館 いわ木」さんに宿泊。ビジネスホテルもいいけど、旅館もいいですね。ホテルと違って床が畳なので、同じ床面積でもずっと広々と使えます。
でまあ、荷物も置いたし、軽く一杯引っ掛けてこようかな、というわけで、南稚内駅近辺で営業していたお店へ。
ビルの2階ね。エスカレーターか……
ん?エスカレーター止まってるの?仕方ない階段使うか……
ってなんじゃこりゃー!
なんだか良くわからないのですが、途中でバッサリ断ち切られています。なんだこりゃ。いわゆる「超芸術トマソン」における「無用階段」の類でしょうか。トマソンって何?という方はこちらを。
いやー、びっくりした。まさか日本最北エリアでこんな物件と遭遇するとは。
あ、料理はとっても美味しかったです。写真は鹿肉のから揚げ。
さて、明日はどこへ行こうかな……
稚内ですごいトマソン案件に遭遇した pic.twitter.com/GhSfj0f3xq
— デーブ・トクモリ (@Dave_Tokumori) 2016年9月19日
今回使ったカメラとかレンズたち