どうも、デーブ・トクモリです。自分がでかいぶん、持ち物はコンパクトなものが好きだったりします。あ、ラーメンは大盛で。最近特盛がキツくなってきちゃって……。
世界最薄のPD対応充電器が出たというのでとりあえずポチった
さて、そんなデーブですが、最近は持ち運び用にSurface goを愛用していまして、こいつがUSB typeCからの充電に対応してるんですね。なので、小さいPD対応充電器を探していたのです。
Ankerからは半導体素材に窒化ガリウムを利用した超小型な充電機器として「PowerPort Atom PD1」が発売されていて、ボクも愛用していたのですが、今回そのシリーズとして薄型タイプである「PowerPort Atom III Slim」が発売になったので、飛びついたというわけです。
すでに、IT系の媒体では「フリスクサイズ」として紹介がされていますが、実際そんな感じです。フリスクケースよりはちと分厚いですが。
詳細な比較は後ほどしますが、AnkerのPowerPort Atom PD1(一番右)も比較対象として並べてみました。
USB TypeCポートが一つだけ。青く印刷されている「IQ3」のロゴは「PowerIQ 3.0」というAnker独自の充電規格。USB Power Delivery、Qualcomm Quick Chargeなどの充電規格と互換性があります。
PowerPort Atom PD1と比較してみよう
さて、本題ですが、従来品の「PowerPort Atom PD1」との比較に入ります。
基本的なスペックは、PD(Power Delivery)に限って言えば、ほぼ一緒です。最大30Wまで対応で、USB TypeCポート1つ。大きな違いは、その形状と、コンセントプラグが折り畳めないことになります。
サイズ感ではPD1の方が小さいが、厚みはIII Slimが圧倒的に薄い
並べてみると、PD1の小ささがわかります。平面的に見ると、やはりPD1は小さい。
ただし、PD1がキューブ状なのに対し、III Slimは1/3程度の厚さしかありません。また、電源プラグが折り畳めることで、見た目の形状通りの空間に収納が可能です。
ぶっちゃけ、本体部分のみでいえば、容積としてはPD1の方が若干小さいと思うのですが、III Slimの平べったい形状と、折りたたみ可能なプラグによって、利便性が非常に高まっていると思います。
注意点としては、その形状のために、コンセントに挿すときに、かなり面積を食います。コンセント周辺の取り回しについては、PD1のコンパクトさが上回ると思います。
また、折りたたみ可能とはいえ、プラグの先端は露出していますので、収納時には一緒に入れたものが傷ついたりしないよう、注意は必要だと思います。
ちなみに、PD1の場合、プラグ部分が完全に露出しちゃってるわけですが、プラグキャップをかぶせてしまえば、安全に持ち運べます。
樹脂製のキャップ。PD1と同じ白いキャップを選びました。
装着するとこんな感じ。かばんの中に放り込んでも安心です。
プラグ部分が折り畳めないとはいえ、どうせケーブルも持ち運ぶんだったら、あんまり変わらないのでは?という気もしています。
まとめ
- PD1とIII Slimで性能や容積的には大差ない
- III Slimは形状も薄く、プラグも折り畳めるので収納には有利
- 電源に挿すときはPD1の方が取り回しやすい
- 価格的にはIII Slimの方が安い(2019年9月8日現在)
以上を踏まえて、自分の使い方にあった方を選ぶのが良いのではないかと! デーブもかばんのスペースの都合に合わせて使い分けようかなと思ってます。ではでは!