エンジョイ!デブライフ

カロリー大好き!「楽しいこと、アツいこと=熱量(カロリー)!」というわけで、単に好きなことやってるブログです

カメラレンズの白化したゴムをミューズで拭いたらめっちゃ綺麗になった!

どうも、デーブです。最近、おでかけするより家でゴロゴロする方が体重が落ちることが分かりました。おでかけすると外食するけど、家でゴロゴロしてると大して食べないからみたいで、土日どこにも出かけないでいると、1~2kgぐらい体重が減ってたりします。アイデンティティの危機です。

カメラを持っておでかけしよう、その前に

そんなわけで、そろそろ春だし、カメラもってお出かけすんべー、と思うわけですが、長らく使ってるレンズを見ると、ズームリングやピントリングのゴム部分が、なんか白っぽくなってたりするわけです。


▲こんな感じに。特にミゾ部分が白っぽくなりやすい。ちなみにレンズはソニーのSEL24240。フルサイズ対応で広角24mmから望遠240mmまでカバーする、「荷物を増やしたくないときはとりあえずこいつ1本付けて持っていく」レンズです

ちょっと調べてみたところ、ミューズウェットティッシュが良いらしいです。

Amazonのレビューも、大半が「白く汚れたゴムがきれいになった」という報告ばかりという有様。

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国内メーカーの商品だし、こういう目的外利用での高評価は割と信用がおける(サクラレビューはこんなことしない)と判断し、試してみることにしました。まあお安いですしね。

実際にミューズで白く汚れたゴムを拭いてみた

というわけで、Amazonで買いました。ミューズウェットティッシュ。

最近のウェットティッシュって、こんなプラスチック製のカバーが付いてるんですね。

レンズのほうはこんな感じになっております。ズームリングのミゾのところが白くなっちゃってますねー。

やることはシンプルに、ウェットティッシュで拭く。それだけ。細いミゾの間は、指の爪の部分でなぞるようにしてやるといいと思います。

あ、当然なんですが、レンズの可動部分の隙間とかに水分が入らないように注意しましょう。SEL24240は、いちおう防塵防滴仕様なので、そこまでデリケートにはやってないですが。

ツメを立てた部分に、結構汚れが付着します。いやー、白いだけじゃないですね。これ単純に汚れてます。結構。

拭いて1時間ぐらいたった状態で、「吹いた部分」と「拭いてない部分(元のまま)」を比較してみましょう。

全然違う。正直、「白い部分が水分で湿って黒くなっただけで、乾燥したら元に戻るんじゃねーの」と思ってた部分もあるんですが、大丈夫です。かなりしっかり取れます。

このまま、残りの部分も拭いてしまいましょう。

【ビフォー】

【アフター】

なんということでしょう。匠の手でもなんでもないウェットティッシュで拭くだけで、あの薄ら白くなっていたズームリングが、しっとりとした黒いゴムの質感を取り戻しました。

もっと古いレンズでやってみた

手持ちのレンズで、もっと古いもので試してみました。ミノルタのAF Reflex 500mm  F8です。

最初に発売されたのが1989年で、ソニーになってからもほぼそのまま(ロゴとかだけ変更)で製造されてましたが、2010年にディスコンされてしまいました。

グリップ部分は白化もありますが、加水分解も進んでるのか、かなりツルツルしてきています。

ピントリング部分は、なんか肌荒れしたみたいな感じに、白くカサついたような見た目に。まあ、年相応という感じですね。

というわけで、ミューズウェットティッシュで拭いてみました。結果がこちら。

オイオイオイ

グリップ部分のゴムは黒くツヤツヤに。

ピントリング部分も、白い引っかき傷のような汚れが取れて、かなり綺麗になりました。いやーこれ凄いですね。

まとめ

ゴムの白化って化学変化の類で、不可逆なものかなと思ってたんですが、ぶっちゃけ皮脂かなんかの汚れがたまってるだけなんじゃないかと思われます。なので、ウェットティッシュのアルコール成分で脱脂しつつ拭き取れる、と。
※この白化の詳細については、「ゴムの劣化」「カビ」「皮脂・タンパク質」など諸説あるようなんですけど、こういうのカメラ用品メーカーさんとかがちゃんと調べてくれると嬉しいなーとか思ったり……。

お手軽に作業できるし、何よりレンズが綺麗になると「よし、写真撮ろう!」という気分になれるので、オススメですよ!

 

今回使ったレンズとカメラ