エンジョイ!デブライフ

カロリー大好き!「楽しいこと、アツいこと=熱量(カロリー)!」というわけで、単に好きなことやってるブログです

【北海道クルマ旅2019④】サーモンのことがマスマス知りたくなる!標津サーモン科学館を見学

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気がついたら旅行から半年以上経過してしまっているわけですが、まあゆるゆる更新していきたいと思います。デーブです。新型コロナウイルス騒動、早く落ち着いて欲しいですねえ……。

雨の根室を出発……

一晩開けて、根室の朝は超ガスっていました。うーんこの。

今日は、根室を出発し、北海道の東岸に沿って知床まで北上していきます。 

途中、風蓮湖に立ち寄ろうと思って、走古丹(はしりこたん)方面を走行していたんですが……

なんも見えないのでカットだカット! しかし、この完璧な曇天(というか雨天)の下だと、まるで道の先端が空に融けてつながってしまったかのようです。

別海町のご当地グルメ「ジャンボホッキカツ丼」を、朝昼兼用カロリーとしてゲットしていきます。

おだしをかけて食べるんですが、フワッとした食感にうま味がしっかりあって、とても美味しかったです。ナイスカロリー!

標津サーモン科学館でサケのことをマスマス知るぞ!

そんなこんなで、本日の目的地である、標津サーモン科学館に到着です。

 全日本サーモン協会のフォロワーとして、一度は来たかったんですよね。

ちなみに、館内は写真撮影OKとのことで(フラッシュは焚かないようにね!)、皆さんも安心して「映え」るサケを撮りに行きましょう。

入ってすぐ目に飛び込んでくるのが、なんと遡上してくるサケ! サーモン科学館のすぐそばにある標津川から魚道を引き込んでいて、そこに遡上してくるサケを観察することができるんです。

ほかにも、根室海峡に生息する魚類を展示した水槽や、

幻の魚・イトウの飼育水槽も! イトウは国内最大の淡水魚。サケ目サケ科イトウ属ということで、立派なサケの仲間です。大きくなるものの成長が遅く(性成長するのにオスで4~6年、メスで6~7年かかるとか)、水質が良く低温な環境を好むこともあり、国内では非常に希少な(「幻の魚」と呼ばれる)魚となっています。

でまあ、そのイトウがいっぱいおりまして、餌やりとかもできます。

ちなみに、国内では北海道や青森県で養殖がされてはいるそうです。鰺ヶ沢に食べに行きたいなー。

サケ科の様々な魚が飼育されています。これはニジマスのアルビノ個体。さきほどのイトウの水槽もですが、ここの飼育水槽は地下水をくみ上げたものを使っているそうで、非常に透明度が高いです。

変化球としては、チョウザメの飼育プールもあります。世界三大珍味の一つとして知られるキャビアは、チョウザメの卵です。

そんなチョウザメに、指をパクっとされる体験コーナーも。チョウザメには固い歯がないので、噛まれても痛くありません。チョウザメ的には「エサかな?」という感じで近寄ってくるようです。エサじゃなくてすまんな……。

館内の水槽は前述のとおりくみ上げた地下水を使っていますが、最初に見たサケが遡上してくる魚道は、標津川から引き込まれています。

魚道の入り口を見ると、なんか見えますね。

魚影!魚影ですよこれは。しかし、サケって改めてでっけーなーって思いますね。

そして魚道に導かれて、サーモン科学館の敷地内へ……。

こんな感じで、魚道を遡上していくサケの様子が観察できるわけです。

なお、魚道の先では、インディアン水車と呼ばれる捕獲装置で水揚げされ、そのまま蓄養施設のいけすへと取り込まれます。

館内には、サケ・マスの稚魚も多数展示されています。かわいい!

立派に育ってくれよな……!

サーモン科学館でサケのことがマスマス好きになったので、サーモングッズ的なおみやげとかあるのかな、と思ったのですが、売店・レストランは休業中でした。残念。ここ、周辺にお店とかもないので、サーモン科学館で上がったテンションの行き場がなくてちょっとモヤモヤ。もったいないなー正直。

サーモン科学館、すごく面白いので(場所が場所なので集客大変だと思うけど……)頑張ってほしいところです。

そして、霧の峠を越えて知床へ

サーモン科学館を後にして、更に海沿いに北上を続けます。この日の目的地は知床です。羅臼方面から、いざ知床峠へ!晴れていると、絶好の星空観察のスポットでもあるそうですが……

はいダメー。無理無理!マジで全然視界ないの!

ちょっと落ち着いてから、峠を越えてウトロ方面へ抜けたところ、サッと雲が流れて晴れ間が見えました。

道の駅でおみやげにサーモンセットを買ったりしつつ、この日はウトロ近辺で一泊します。

宿で食べるもの買っとくかー、と思ってセイコーマート寄ったんですけど、

営業時間が9:00-19:00!!過酷な自然の「際」で、人類の文明は10時間しか許されていないのだ、などとどうでもいいことを考えながらこの日は終了です。お疲れ様でした。

次回は知床五湖(をちょびっと)回ったりする予定です!

今回使ったカメラとかレンズ